どうも、森田造園です。
この記事では鋸植木職人である私が普段使用している鋸をご紹介します。
「鋸が欲しいけど、何を選んだらいいのか...」
「同じ買うならしっかりした物を選びたい!」
このように鋸選びで迷われている方のために少しでもお役にたてれば幸いです。
私が普段使用しているノコギリはこれです
「Silky」というメーカーの鋸です。
- 「ZUBAT」240mm
- 「ゴム太郎」240mm
- 「TSURUGIカーブ」210mm
- 「GOMBOYカーブ 万能目 210mm」

この他に、植木を掘り起こす際、根を切る時に使用する「ゴム太郎 根切」も所有しています。
「Silky」のノコギリを使う理由
理由としては以下の通りです。
- ザクザク切れる抜群の切れ味
- 長く持続する切れ味の良さ
- カッコいいデザイン
- 替刃の交換が超~簡単!
ザクザク切れる抜群の切れ味
「Silky」のノコギリは、ほんとよく切れます。
それも「ザクザク」と。
なかでも「カーブソー」といわれる形状のノコギリは、素晴らしいのひとことです。
「カーブソー」とはなんぞや?
下の写真を見ていただくとわかりますが、ノコギリの刃が真っ直ぐではなく少しカーブしています。

それじゃカーブソーの良さは何なの?
「カーブソー」の良さは、ノコギリを力強く押さえつけるように動かさなくても、軽く当て手前に引くだけで木に食い込んで行く構造になっていることです。
長く持続する切れ味の良さ
自身の経験から言います。
価格の安いノコギリは新品の状態は良いですが、すぐに切れ味が落ちます。
とくに硬い木、特に枯れ枝を切った後はガタっと切れ味が悪くなります。
しかしSilkyの鋸はそれとは違い、硬い木や枯れ枝を切ったとしても、切れ味の良さがすぐには落ちません。
切れ味の良い状態が長~く続くことは、
- 仕事がはかどる
- 替刃への交換のサイクルも長くなりコストを抑える事ができる
- 体への負担も少なく、疲れにくい
などメリットが沢山。
確かに、シルキーの製品は安い鋸と比べるれば少し割高な価格帯です。
しかし、安いノコギリで「安物買いの銭失い」になるよりは、Silkyのノコギリを長い期間使い続ける方が断然お得です。
デザインがカッコいい
Silkyの製品は、デザインがカッコいいです。
良い意味で、仕事で使う道具の枠を超えたオシャレなデザインです。
自分で勝手に「GOODデザイン賞」授与しています。
やっぱり同じ持つなら ” カッコいい物 ” 持ちたいですもんね。
そうゆう気持ちにさせる個性的なデザインはsilkyの魅力のひとつと言っていいでしょう。
写真のノコギリは「TSURUGI(ツルギ)」という製品です。
アルミケースで金色のライン、持ち手が赤/黒と見た目は少し派手です。
しかしその派手さが自分では気に入っています。

替刃の交換が超~簡単!
Silkyの製品は、替刃の交換が簡単。
刃の交換には、「10円玉」1枚あればOK!
もちろん、1円玉、5円玉でも大丈夫。
ネジの溝にハメて回すだけで簡単に外れます。

TURUGI(ツルギカーブ)はもっと簡単。
まさに小銭いらず!
手元の部分を2つにパッカ~ンと割るだけで替刃に交換できます。
STEP.1 持ち手を2つに分割し古い刃を外します

STEP.2 新しい刃をセットします

STEP.3 持ち手を元に戻します

完了
たったコレだけ。

まとめ
ふと自分が所有している鋸をあらためてみれば、「Silky」の製品ばかりです。
いままで「金額の高い物・安い物」いろいろなノコギリを使ってきました。
正直「安物買いの銭失い」の経験も多々あります。
そのような経験をしてきたからこそ言えます。
「Silky」のノコギリは「買って良かった~」と思わせてくれる商品です。
また今後も「Silky」から新製品が発売されると思いますが、それもとても楽しみで、「これ欲しい!」と思えば即購入するつもりです。
すでに「Silky」の良さは植木屋さんの間では広く知れ渡っています。
いまさら僕が「アレ・コレ」鋸の良さを語るまでもありません。
しかし、これだけ良い商品なので職人の間だけでなく、ご家庭で使う方にも是非一度使っていただきたいと思っています。
「自分の家で使うだけだから何でもいいや!」と思われている方もぜひ、もう少しお金を出して「Silky」の鋸の良さをご自身で体感していただけたらと思います。
あまりの切れ味の良さから、ノコギリを使うのが楽しくなりますので「切り過ぎ」には御注意を。
ちなみに、ご家庭での使用なら折りたたみ式の「GOMBOY カーブ 万能目 210mm」がおすすめです。
【GOMBOY カーブ 万能目 210mm】
ノコギリ選びで迷ったら、ぜひ「Silky」。
間違いありませんので、ぜひ購入候補のひとつとしてあげてください。
以上、植木職人もりた(@MoritaZouen)でした。
ものすごく簡単!
替刃の交換に工具が要らないのは画期的だね。