【伐採事例】生駒市でナラ枯れしたクヌギを安全に伐採|山林の倒木リスクに備えて

伐採作業

今回は、奈良県生駒市でおこなった山林のナラ枯れ被害木の伐採作業についてご紹介します。

ご依頼くださったのは、当社のお得意様が所有される山林。
現地では、ナラ枯れにより枯死したクヌギの木が隣接する建物のすぐそばに立ち、長年放置されたことで腐食が進み、非常に危険な状態となっていました。

伐採作業挿し絵

🌳 腐食の進んだ枯木は危険!チルホールで安全に伐採

今回伐採したクヌギは、ナラ枯れの影響で内部が空洞化し、倒木のリスクが高い状態でした。
こうした木に直接登って伐採を行うことは、伐採作業員自身の命にも関わる危険を伴います。

そのため、今回は「チルホール」と呼ばれるワイヤーで木を引く機械を用い、建物と反対方向に引き倒すよう、安全に作業を進めました。


🪵 農道や建物側への枝張りにも対応

このほかにも、山林内では以下のような伐採・枝の切り詰め作業を行いました。

  • 農道に張り出した木の伐採・剪定
  • 建物に接触しそうな木の枝下ろし
  • アラカシ・ソヨゴ・ヒノキ・スギ・コナラ・クヌギなどの選木処理

大小さまざまな木が混在する山林では、枝の向きや太さ、高さなどを見極めた上で、安全かつ効率的に剪定・伐採をおこなう必要があります。

作業は予定通りに進み、山林全体がすっきりと明るく、安全な状態になりました。

枝切り詰め作業後の様子
支障木伐採作業後の様子

🌪 倒木リスクの増加と「予防伐採」の重要性

昨今、台風や集中豪雨などの影響で倒木被害が相次いでいます。
実際にこの作業の直前にも、別のお宅で「お隣に倒れかけそうなサクラの木」の伐採を行ったばかりでした。

こうした背景から、近年ではお客様から

「お隣に迷惑をかける前に切っておきたい」
「自分が管理できるうちに安全な形にしておきたい」

という声を多くいただいております。

まさに “備えあれば憂いなし”
定期的なチェックと早めのご対応が、安心と安全なお住まいづくりにつながります。


📩 危険木・倒木リスクが気になる方はご相談ください

  • ナラ枯れや松くい虫で枯れてしまった木
  • 空き家・山林の放置木の伐採
  • 隣地・道路に張り出した枝の切除

このようなことでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
プロの造園業者として、安全第一で対応させていただきます。

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