季節が移り変わるのはやいもので、もう桜の花が咲く時期となりました。
桜といえば先日、桜の根が押し上げ傾けたブロック塀の積み直し工事を行いました。
植えた当初は小さかった桜も約30年も経つと大きくなり、根がお隣との境界を越え、ブロック塀を下から押し上げ破壊させています。

本来なら桜の木を伐採し、根を取り除いてから工事をおこなう事になりますが、施主様の意向や、お隣様のご厚意もあり、桜の木を残しながらのブロックを積み直すこととなりました。
桜の木を生かしながら、ブロック工事をおこないますので、なるべく荒々しい事はしたくありません。
少しずつスコップで掘り進めながらブロック工事に支障がある根を少しずつ切り取り除いていきました。

桜の木の根はとても硬くまた土が付着しているので、チェーンソーやノコギリを使って切り取るのは大変な作業でしたが、四方八方に大きく張り出す根を見てあらためて木の生命力の凄さを感じました。
いろいろと苦労する箇所もありましたが、きれいな仕上がりになったと思います。
コンクリートブロック積直し後

お隣様との境界を越えフェンスに当たる桜の幹の部分はカットし保護材を塗りました。

今回の作業は、施主様・お隣様のご理解とご協力の上で無事完了することができました。
私にとってもいい経験となったと感じています。
皆様、本当にありがとうございました。
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