今回は、雑草が生えて困っている場所にコンクリートで土間打ちを行いました。
雑草対策と言えば、防草シートの施工が最近の流行りですが、それとは違い雑草の生える部分にコンクリートを塗る事をご希望される方も多くおられます。
防草シートは比較的簡単に施工でき便利なのですが、耐久性の高い防草シートを施工しても5年~10年と月日が経てばシート本体も痛みます。
また、いくら隙間なくキレイにシートを張っても、木に幹の周りやシートの端、そして接合テープを貼り付けた所から雑草が生えてくる事があります。
そのような事が嫌だと感じられる方は、少々費用が高く掛かってもコンクリート土間打ちの施工を望まれます。
いずれにせよ、雑草は本当に厄介ということです。
コンクリートの土間打ちをおこなう前は、このような感じでびっしり雑草が生えています。
コンクリート土間打ち作業前

このような雑草が生えた状態から、まずは整地から行いました。
整地の場合、とても大切なことは雨水の処理です。
ゲリラ豪雨と言われるぐらい大量の雨が降る昨今では雨水の排水処理がとても重要です。
この場所は今の状態ですと雨水が流れる水勾配が取れないので会所桝を2か所を新たに設置しました。
これでゲリラ豪雨が降った後でも水溜まりも起こり難くスムーズにに雨水の排水が行えます。
整地・会所マス設置作業中

そして整地・雨水排水処理後、コンクリートのひび割れを防止するためにワイヤーメッシュを敷き・伸縮目地材を入れ、コンクリート打ち作業となります。
コンクリート打ち作業完了後はこのような状態となります。
コンクリート土間打ち作業完了後

これで長年悩まされていた雑草も生えません。
また大雨が降っても水溜まりもできにくく、コンクリート土間にすることによってとても歩きやすくもなりました。
まさに雑草対策・雨水対策・転倒予防の一石三鳥の仕上がりになりました。
