季節の移ろいは早いもので、あっという間に桜が咲く時期となりました。
今回ご紹介するのは、交野市でおこなった**外構工事(ブロック塀の積み直し)**の事例です。
こちらの現場では、30年以上前に植えられた桜の木が大きく成長し、その根が塀の下から押し上げ、ブロック塀を傾けるほどの影響を及ぼしていました。

通常であれば、木を伐採して根をすべて撤去した上でブロックを積み直すところですが、施主様の「桜を残したい」との強いご希望、そしてお隣様のご理解により、桜を生かしながら工事を進める方針となりました。
🌸 桜の根を避けながらの慎重な施工
根が塀に干渉している部分は、スコップで少しずつ丁寧に掘り進め、必要最小限の根だけを手作業で除去。
チェーンソーやノコギリを使用して切断する際も、周囲の土や木の状態を確認しながら慎重に作業を進めました。
根の広がりと力強さには、自然の生命力のたくましさを感じさせられます。
このような場合、力任せに作業してしまうと木が弱ったり、再成長できなくなることもあるため、樹木の状態を見極めながら工事を進めることがとても重要です。

🧱 ブロック塀の積み直しと保護処理
問題となっていた傾いたブロック塀はすべて撤去し、新たに積み直しました。
お隣様のフェンスに触れていた桜の幹の一部は、最小限にカットしたうえで保護材を塗布し、木へのダメージを最小限に抑える処理を行いました。


🤝 ご協力のもとで無事完了
このような繊細な外構工事は、お施主様と近隣の方のご理解とご協力が不可欠です。
今回の現場では、お隣様の格別なご配慮により無事に作業を完了することができました。
色々な現場を経験してきた私たちにとっても大変貴重な経験となりました。
📩 外構工事のご相談は森田造園へ
奈良県生駒市を拠点に、外構工事やブロック塀の補修・植栽との共存施工も承っております。
「ブロック塀が傾いている」「木は残したいけれど、塀や敷地の安全も確保したい」といったお悩みがございましたら、ぜひ森田造園にご相談ください。
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