今回は、お客様が所有されておられる森林の伐採作業の様子をご紹介します。
作業の内容は
- ナラ枯れした、コナラ・クヌギの伐採
- 敷地を囲うフェンスより、はみ出した枝の強剪定と木の伐採
- 隣接する建物に支障がある枝の強剪定
- 森林内の枯れた木や枝の整理
などです。
作業前の状況はこのような感じです。
フェンスからはみ出した枝

フェンスの外に生えている木

かなり長い距離に渡ってフェンスよりはみ出した枝があります。
すぐ隣は遊歩道で、歩行者にご迷惑をかけそうな木もたくさん生えています。
伐採する木の種類はカシ・ヒノキ・アセビ・モッコク・ソヨゴなど。
伐採作業は、敷地を囲うネットフェンスを壊さないようにしなければなりません。
また歩行者も通られるので枝等落とさないよう慎重におこないました。
伐採作業後の仕上がりは、このような感じです。
伐採作業後





伐採で切り落とした枝や幹は小さくカットし運び出しました。
この場所はクレーンが入れないので、幹や枝を運び出すのはすべて人力での作業となります。


敷地の外の作業が終わりその後、森林敷地内の枯れ木や枯れ枝の整理とフェンス側に倒れそうな木の伐採をおこないました。
そして最後、隣接する建物に支障をきたす木の強剪定を行いました。
強剪定した木の枝先はかなり建物に接近し、落葉する時期には大量の落ち葉をもたらします。
また、台風など強風の時は折れる可能性もあります。
オーナー様の不安を払拭するため、そのような枝は全て除去しました。
強剪定後の様子



建物に影響がある今回、強剪定だけの作業をした木は、オーナー様の意向で後々伐採の予定です。
また時期をずらすことになりますが、建物やフェンスに支障はありませんが「マツクイムシ」からの被害を受ける前に少し大きな松の木も伐採します。
伐採予定のマツの木

まとめ
今回は、お得意様が所有されておられる森林の伐採などの管理作業をおこないました。
昨年の大型台風(21号)やナラ枯れの被害が影響し、当社でもお庭の「大きくなりすぎた木の伐採」や「森林の管理作業」のご依頼が増えています。
現在、当社がある奈良県生駒市ではナラ枯れの被害の広がりは落ち着いてきているそうですが、やはり怖いのは強風をもたらす台風ですね。
「転ばぬ先の杖」。
ご予算は掛かりますが、お隣やご自宅の建物に被害をもたらす事を考えれば、事前に対策を講じられることはとても良いことだと思います。
もし、伐採が必要なお困りの木がありましたらお気軽にご相談くださいませ。
以上、森田造園の作業報告でした。